今年は体調が安定しません

こんばんは Vocal：Wadaです。

日曜日からミックスダウンの作業に入っているのですが、月曜日から早速体調不良になりました。

とりあえず頭が痛かったので薬を飲んで寝たのですが、翌火曜日の朝起きたら、まだ何も食べていないのに吐きました。

体調悪いのか？？
昨日の寝る目の薬を胃が受け付けなかったのか？？

熱を測ってみたが熱は無し。

仕事は行けそうかな？と思ったので言ったのですが、会社内の暖房のもわっとした熱風がどうにも気持ち悪い。。。

午前中で2回も吐きに行きました。

仕事があまり忙しくなかったので、半休で早退してきました。

その後病院へ行ったのですが、行っただけ無駄な感じで疲れました。

結局なにかは分からず胃薬出されて終わりました。

今日は昨日よりかは大分マシ！
昨日も半休したので今日は頑張って行こうと仕事に行って来ました。

今日も思ったほど忙しくなく、周りが気を使ってくれて、今日も安静にした方が良いと帰らせてくれました。

人の優しさに甘え、情けに頼る結果となってしまいました。
好意に甘えさせてもらいました。

おかげで、かなり体調良くなりました！
ありがとうございます！！

SNSやLINEなどでも心配のコメントをたくさん頂きました。
本当にありがとうございました！

Suzanne Vega「Solitude Standing」

今回のはおすすめCDと言うより雑学的な話です。
と言っても、題材となっている曲は名曲でおすすめなのでぜひ聴いてください。

Suzanne Vega（スザンヌ ヴェガ）のセカンドアルバム「Solitude Standing」の1曲目に入っている「Tom’s Diner」です。

まずは曲を聴いてみて下さい。

聴いたことがある人が多いのでは？と思うほど有名な曲です。

この曲は、発売時シングルではなかったのですが人気となりのちにシングルカットされた名曲です。

このアルバムは1987年に発売されたのですが、「Tom’s Diner」は発売から22年後の2009年にもう1度世界中から脚光を浴びます。

その出来事は「MP3」の開発です。

「MP3」って何？

分かっている方も多いと思いますが、今更ながら「MP3」って何かを軽く説明。

Mpeg Audio Layer III（エムペグ オーディオ レイヤー スリー）が正式名称。

音声ファイルの圧縮技術の１つで世界的に支持されているフォーマットです。

もともとCDの音楽は著作権保護の為に再生専用で作られています。
パソコンのデッキに入れても再生出来ますよね。

少し語弊はありますが、再生だけでCDの中の曲をそのまま無変換でパソコンに取り入れる事は出来ないって事です。

「MP3」が出来るまでは「WAVE」ファイルに変換されてパソコンに取り入れられていました。

「WAVE」ファイルは圧縮をしていない無圧縮なだけで、無変換では無いのでCDの音とは耳に分からない範囲で変化しています。

5分の曲をパソコンに「WAVE」で取り込むと約50MBの容量になります。

今では大した要領ではないがインターネットが出来たての頃にこのデータサイズをやり取りしようと1日中接続しておかないとダメでした。

しかも今の様に使い放題が出る前の話。家庭用インターネットでも使用量に制限があったり、従量制でお金がかかりました。

1曲をネットでやり取りするのにはちょっと容量が大きすぎました。

そこで、「音の劣化を極力抑えて、インターネットでやり取りできるくらいまで容量を小さくする事が出来ないか？」となります。

「MP3」のフォーマットに「Tom’s Diner」

「MP3」はドイツで開発された圧縮方式で、曲の劣化をほとんど感じる事無く「WAVE」ファイルの約10/1の容量を抑える事に成功しました。

5分の曲で約５MB。これにより新時代が生まれる事になり、今も「MP3」は主流のフォーマットして全世界で使用されています。

「MP3」を開発したドイツの開発チームが開発後のインタビューで語った内容が世界中で注目されました。

「「MP3」の開発はもっと前に、ある程度の完成まで辿り着いていたが、納得がいく出来では無かった。特にスザンヌ ヴェガの「Tom’s Diner」を圧縮すると、あの豊かな声が損なわれて勿体なかった。「Tom’s Diner」を基準のフォーマットとして決めて、開発を続けたどり着いたのが今の「MP3」です。」

これを受けてスザンヌ ヴェガは「MP3の母」と呼ばれるようになりました。

いま世界中で当たり前の様に使用されている「MP3」をよりクオリティ高い圧縮技術に到達させた偉大な名曲です。

関連記事：