やっとひと段落～！

こんばんは Vocal：Wadaです。

2日ぶりのブログになりました。

2日間ずっとミックスダウンやってました～！
何とか形になって今作業終わったところです。

明日、改めて聴いてみて問題なければ完了の予定です。

2日間ずっとって、書きましたがその間は仕事も行ってません。

ニートになったわけではありません。

僕の会社は夏休みも正月休みもありません。
その代わり1年のどこかで有休を使って5日間ほどの連休を取る事が出来ます。

何カ月も前に申請しないといけないので、8月くらいからこの辺がバンドの作業でいっぱいになりそうだと思ったので今週に年に1回の大型連休を取得中なんです。

何とかミックスダウンは形になったけど、Youtube用にビデオや今後のスタジオ練習曲の準備などをしていかないとダメなので連休中はほとんど作業になりそうです。

しっかり時間が取れたので、ミックスダウンは今後に生きる勉強も出来たので本当に良かった！
僕にとっては何よりも充実した連休です。

MINMI「四季ﾉ唄」

今回のおすすめはCDでは無くて曲。
MINMI（ミンミ）の「四季ﾉ唄」という曲で、4枚目のシングル「ｱｲの実」のカップリング曲です。2004年発売。

画像はシングルのジャケット、アルバムはセカンドアルバム「imagine」に2曲とも収録されています。

この曲との出会いは僕の音楽の視野を大きく広げるきっかけとなりました。
この曲を知ったのはアニメのエンディング。

『サムライチャンプルー』というアニメです。

このアニメをどうやって知ったか忘れてしまったのですが、かなりハマったアニメです。

時代劇でサムライが出てくるのですが、アニメに使われている曲がHip-Hopでノリが良く、アニメもかなり緩いノリで全然時代劇の堅苦しさがありません。

ある村に着いたら村人全員がラリっている村とか、かなりアナーキーなアニメでした。

そして作中に流れるBGMがめちゃくちゃカッコイイ！
センスの塊のようなアニメでした。

このアニメのエンディング曲がMINMIの「四季ﾉ唄」でした。

作中のBGMに劣らず名曲で、直球のダンスホールレゲエばかりだったMINMIからは想像もできない和風テイストのダンスホールナンバー。

時代劇らしく、「和」の雰囲気なのですが、ダンスホールレゲエのテイストもしっかり残している。

偉そうな意見で申し訳ないが「こんな曲も作れるのか！！すげえMIMNI」と上から目線で思いました。

もともとデビューの「The Perfect Vision」から好きなのですが、曲の傾向には統一感があったのでこの曲には驚きました。

まずはこの「四季ﾉ唄」を聴いてみて下さい。

やっぱり名曲！

バックのリズムとか入ってくるメロディの絡まり方など、そのボリューム配分とか本当にスゴイ！

あまりにもこの曲を気に入ったので、好きになってすぐにこの曲について調べてみたんです。

辿り着いた「Nujabes」

調べてみてビックリしたのが、この曲の作詞はMIMNIですが作曲者は別の人なんです。

作曲者は「Nujabes」？？当時は初めて聞く人の名前でした。

何て読むのかさえ分かりませんでした。笑

読み方は「ヌジャベス」と読むようです。変な名前です。外人かな？？

1番に『サムライチャンプルー』のアニメのBGMを全て担当と記載されているのが目に入りました。

「！！！」大好きになったアニメのカッコいいと思っていたBGMが全てこの人の作品？？
しかもエンディングのMINMIの曲もこの人の作曲？？

スゴイ！

調べて分かったのが、この「ヌジャベス」って人は日本人でセバジュンと言う人。
Sebajunとアルファベットで書いて逆さまにしたアーティスト名です。

ここから僕のNujabes漁りがはじまりました。

アニメを知ったのが放送された翌年。Nujabesは2枚のアルバムを出していました。

正直初めて聞くジャンルでした。大枠はHip-Hopなんですが、僕の知っているHip-Hopはほとんどが西海岸系の攻撃的なHip-Hop。それ以外にはアレステッド デヴェロップメントの様なスピリチュアルなもの。

どれもHip-Hopってアッパーで踊れるものってイメージでした。

Nujabesはノリは良いのですが、何て言うかリラックスできるHip-Hop。
当時はチル系って言葉もなかった時代。

Nujabesuは世界的に見てもかなり早い段階でチル系のHip-Hopを体現していたアーティストです。

衝撃を受けた癒しのHip-Hopを聴いてみて下さい。

そして、MINMIの「四季ﾉ唄」の原曲「Beat Laments the World」もファーストアルバムに収録されています。

新たな創造の1歩になりました

Nujabesを知って、何年か経った時に親戚に不幸があり、凄く悲しい思いをしました。

家に帰ってきて、何となくNujabesを聴くと、その優しい音色が、その時の自身の心理状態とマッチングして悲しさと癒され感が相まって何とも形容しがたい感情になり1日中聴いていました。

1日中聴いている中でいろんなことを考えました。

親戚が死んだことで「もっと会っておけば良かった」とか「もっと会話をしていけば良かった」などの後悔の気持ちもたくさん出てきました。

その後に「だからこそ、1瞬1刻をもっと大事に楽しんで精一杯生きないとダメなんじゃないか？」と思い、その気持ちを曲にしました。

その曲は今日ミックスダウンを終わらせた「Return to the Soil」です。
悲しい出来事から生まれた曲ですが、楽しく生きよう！を全力で押し出したアッパーソングです！

この曲を聴いて人生を楽しんでくれる人が1人でも多くいる事が歓びとなるんです。

近日公開しますので、ぜひ聴いてやってください！

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